葡萄と樽と酵母と
それは正面から向かい、まるで子供のように育てて
お客様のもとへと大切に送られる、家族のような存在
目次
六号沿い、蔵出し味噌 田所製麺所さんの隣にある【麦と葡萄 牛久醸造場】さん。
こちらはまだ2年ほどの日本ワインとクラフトビールの直売のお店です。
お店のすぐ裏に工場があり、そこで作られたワインやビールを道路沿いのお店で、主に週末販売しています。
入口には自働のアルコール消毒があります。
先々週改装されたばかりの店内は大きなビールサーバーが。
時期により変わるようですが、ワインの量り売りもされています。
もちろん、お店でカップで購入することもできますよ✨
社長さんはとても気さくで優しい方で、ワインやビールの事を聞くと詳しくお話を聞かせてくださいます。
とても真面目で熱心にワインを作られている事がお話を聞いているだけでわかり、それを聞いてから頂くワインやビールは、更に美味しく感ます。
これは麦と葡萄さんのシンボルマークです。
薔薇の花のつぼみで、「エピヌ」と名付けられたそうです。
「エピヌ」はフランス語で「いばら」を意味します。
茨城県で醸されたお酒が皆さまのお手元にとどき、様々な思い出が心に宿ることを願って。
とても温かみを感じるメッセージです。
そんな素敵な牛久市の醸造場さんのビールとワインを私も楽しんでみたいと思います。
牛久醸造増さんでビールとワインを試飲!
このように、注文が入ってから注いでくださいます。
この日はおすすめの3種をおまかせで入れて頂きました✨
右から、ゆずエール(10g16円)、真ん中がfrom a Distance(10g15円)、左がにごりわいんの赤(10g25円)
動画で見て頂くとわかるかと思うのですが、にごりワインは微発砲のようにシュワシュワとしています。
これは酵母が生きているからだそうです。
お店の外にはベンチがあるので、天気の良い日はここで座ってビールやワインを楽しむことができます。
2人で腰かけて丁度良いくらいの幅です。
こちらはお店に置かれているビールのリストから今回購入させて頂いたものを切り貼りさせて頂きました。
この説明書きを見ながら飲むとより一層美味しく感じます💛
以下は恐縮ではございますが、私の飲んでみての感想です。
にごりワイン(赤・甘口)
説明書きにあるイチゴや桃のような香り。熟した甘い桃の香りをもっと爽やかでフルーティにしたような、華やかな香りです。
口に含むと100%無添加のぶどうジュースを少し口に入れた時のようにフレッシュな香りが口いっぱいに広がります。
心地の良い泡立ちはそれほど強くなく、香りと甘みのコントラストを楽しむスパイスのような、一体感を感じさせてくれてワインが苦手な方にもお勧めできるワインです。
ゆず香
まず、ゆずのとっても良い香り。
少し口に含んだかんじはさわやかでスッキリ。これは地ビール飲み慣れてない方でも飲みやすいビールかも?とぐいっといってみると
とっても濃い!
これはワインのようにゆっくりと、楽しみたいビールだなぁと思いながら口の香りを楽しんでいると、ゆずの皮を思い出させるような、渋みを含んだ香りがしばらく後から口の中にふわっと広がります。
いやいやいや、間違えていました。
やっぱりビールはぐいっといくものなのだろう。
しかし、一杯のビールでこれだけの香りのコントラストを楽しめるなんて、地ビールとは奥が深いものです。
そしてfrom a Distance
少し口に含んだかんじは、辛口でキレを感じ、とってもドライ。…全然違いますが、缶ビールで言うとスーパードライが一番近いかもしれません。
と、飲み口はすごく爽快感。しかし一歩遅れてそこに口から鼻の方に抜けるような潔い香り。
フルーティな香りが爽快感と共に残り、更にほのかな酸味が口の中に残ります。
初頭でスーパードライ感を感じた私はお馬鹿さんでした。
3秒で全く別物に塗り替えられました。
パーティ等での一杯目にこのビールが出たら、ゲストの方は感動するでしょうね✨
馴染みあるビールののどごしの良さと、地ビールならではの香りとほど良い重厚感を兼ね備えた万人受けする地ビールだと思います。
飲み終わったカップはお店で回収してくださいます。
私のちょっと前にいらした方はご夫婦で、ベンチで地ビールを楽しんでらっしゃいました。
天気の良い日にお散歩を兼ねて、ビールを楽しむ。
直売所ならではの楽しみ方なのかもしれないです。
持ち帰りのビールとワイン
店内はボトルのワインの販売の他、専用ボトルでの生ビール、ワイン販売の量り売り、またはグラウラーを持参したらそれに入れて頂く事も可能です。
国産品のグロウラー
安価なものもあったので掲載します(ただ口コミがあまりよろしくないです…)
ビールはこの専用ボトルで販売しています。
ボトル代がかかりますが、2月28日までは一本無料でプレゼントしてくださるそうです。
持ち帰るとこのようなかんじです。
この日持ち帰ったのは人気商品の【小春日和】
小春日和はあと少しで完売だそうなので、まだ飲んだことない方はぜひ飲んでみてください。
ゆず香ともfrom a Distanceとも違う、爽やかな香りのする、飲み口の良いタイプの地ビールです✨
背景ごちゃごちゃしていて申し訳ありません💦
ペットボトル一本で画像の中ジョッキ1,5~2杯分くらいになります(画像は旦那さんと半分ずつシェアした画像です。)
麦と葡萄さんのビールはボトル代別で750円~ありますので、地ビールとしてはかなりリーズナブルなお値段かと思います。
こちらは量り売りでも飲ませて頂いたにごりワインの赤。
にごりワインは専用のボトルでの販売となります。
酵母が生きているので瓶の蓋が特殊な構造になっているそうです。
500mlで1250円と、手が出しやすいお値段な事が嬉しいです(^^♪
ビール、ワイン共に再度購入される際は瓶を洗って持っていきましょう!
ボトル代がお得になります✨
ワインの量り売りはもう一つありますのでそちらもご紹介します。
かっぱのキューちゃん柄がかわいいこちらのワインは国産デラウェア100%使用の微発砲の白。
とにかく香りが素晴らしいです。
出来ればシャンパングラスでも、少し口の広めのグラスで香りを楽しんで頂きたいワインです。
香りだけでしばらくうっとりできるくらい、良い香りがグラスに注いだ瞬間から広がります。
しかし飲んでみるとしっかりとしたワイン。
個人的には若干の樽の香りも感じて、本来のアルコール度数より高めに感じるかもしれません。
クリームチーズや焼きリンゴ、フルーツロールケーキなどをお供に飲むのにハマっています。
個人的に一押しです。
コルクではない特殊な栓なので繰り返し使用可能。もちろん洗って持っていけば量り売りのボトルにして頂けます。
ちなみにですがこれはDiningいごこち屋さんがその日のきまぐれメニューで作っていた焼きリンゴ!
これが麦と葡萄さんのペティアンとめっちゃ相性良くてたまりませんでした。
また作ってくれないかなぁ^^←
牛柄ワインのこちらは山形県産カベルネソーヴィニヨンとメルロ主体。
2021の干支、牛をラベルにしたファーストヴィンテージワインです。
麦と葡萄さんのファーストヴィンテージ。
ご自宅に10年ほど眠らせて置いたらものすごい希少価値がついている可能性があります(大事な事なのでいつもより大文字で書きました)ので今のうちの購入をお勧めいたします✨
若いワインですが、もちろん今開けて飲んでも美味しく頂けます。
ちなみに、このラベルは牛久醸造場の社長さんの奥様が書かれたものだそうです。
いろんな紙を使用して、切り絵で牛のイラストにされたそうです。
力強い牛のイラストですが、よく見るとお花の模様が入っていたりと、女性ならではの愛らしさを感じますね。
こちらは飲んだことはないのですが、別バージョンの牛柄ワイン。
茨城県常陸太田市産マスカットベーリーA主体
にごりワインとおなじ葡萄という事ですが説明書きによると
オークの風味をプラスして、ドライフルーツやチョコレート、バラのポプリなど様々な香りを併せ持つ、ミステリアスな風味
うん、これはおそらく私の父親が好きそうなワインだ(父の日にプレゼントしようかな)
最後に、これは私が一番最初に牛久醸造場さんで購入したワイン
ペイ ナタル
まだ自社工場がない時に別の工場に委託して作ったワインだそうで、これが麦と葡萄さんの一番最初に作られたワインだそうです(赤もあります)。
以前ご紹介した酒とメシ はなびさんのロールキャベツを食べるときに開けました✨
オークの香りが強い辛口の白で、私が衝撃を受けたワインです。
2500円というと良い値段に感じますが、ここのワインはどれもお値段以上に感じます。
二日目以降はずっといぶりがっこチーズと合わせていました。
クリームチーズ多めで。最高です。
人気商品
- ビール量り売り500g 825円(税込)~
- ワイン量り売り500g 1375円(税込)~
売れ筋メニュー
- 牛久醸造ワイン 2475(税込)~
店舗情報
営業日は主に週末です。
公式Facebookにて毎月情報更新されていますので、営業日はこまめにチェックしてみてください✨
住所 牛久市牛久街531-3
駐車場 有
電話 029-871-5029
営業時間 15:00~19:00 土日13:00~19:00
定休日 月曜日から木曜日
特記事項
追記
始めてこちらに伺った日、丁度常連さんらしい男性の方がいらっしゃったので
「おすすめは何ですか?」
と尋ねてみたところ
「全部だよ」
と即答を頂きました。麦と葡萄さんの大ファンなんだなぁと当時感じました。
実際私も味わってみて、ビールも、ワインもとても美味しかったのですが、何よりも感じたのはお仕事熱心な角井さんのワインやビールへの情熱やこだわり。
そして飲んだ人にこんな風に楽しんでもらいたい、こんな風に味わってほしいという想いがエピヌのシンボルマークと共に伝わってくるように感じました。
信念と情熱を持って経営されている麦と葡萄 牛久醸造場さん。
ここのファンが多い理由が少しわかった気がします✨
麦と葡萄 牛久醸造場さんの作り手さんの想いのこもった極上のビールやワインに興味を持たれた方、量り売りの試飲の場合はお散歩がてらに、お車の場合は大切な夕食のお楽しみに、麦と葡萄さんのビールとワインをぜひ味わってみてください(^▽^)/
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